出版物

内部統制のための業務フローの書き方

書名 内部統制のための業務フローの書き方
著者 竹安 数博、樋口 友紀、宮崎 泰夫
出版社 中央経済社
発行年月日 2007年6月30日
価格 2,808円(消費税 208円込)

2006年の11月に脱稿した本書が生まれたのは、業務上のコストについてシミュレーションすることが当初の目的でした。それは、業務プロセスをフローチャートで表現し、そこにコストを埋め込み算出するソフトの発見や、誰にでも理解し表現しやすい BPMN と呼ばれる新しい業務プロセスの表現方法と出会うきっかけとなりました。
そして、米国でのSOX法やその後の我が国での金融商品取引法による内部統制報告書の作成要求の存在を認識することに繋がりましたが、業務フローのある環境、見える化の進んだ環境とは、経営層による内部統制の確立という米国流の管理方法を越えて、隣の部署・隣の人の仕事が理解できて風通しの良い会社が作れる、働く人が会社の仕組み(ビジネス・プロセス)を知り、知ることによって仕事と会社を愛せる日本的な協力関係のベースとなるように願っています。

2008年10月14日 宮崎 泰夫

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少子化時代の多様で柔軟な働き方の創出

書名 少子化時代の多様で柔軟な働き方の創出
~ワークライフバランス実現のテレワーク~1
編著者 下崎 千代子、小島 敏宏(第9章 宮崎 泰夫)
出版社 学文社
発行年月日 2007年9月20日
価格 2,484円(消費税 184円込)

本書は、日本テレワーク学会関西支部に属する12名の研究者と実務家によって執筆され、大阪市立大学の下崎教授と和歌山大学の小島名誉教授によって編集されました。テレワークは 20年以上も前より、私の親しい方々がリゾートオフィスやサテライトオフィスを研究し日本で振興する活動をされてきたことの延長線上にあります。その基本は、何よりも自立した意識を核とした仕事観や生き方にあります。
携帯電話とパソコンの普及によってモバイル営業は常識となり、廉価な高速通信回線の存在が都会の需要に地方からサービスを供給することを可能にしています。これらは、営業の効率化や地方の雇用促進に貢献しつつあり、また先進企業では従業員のワークライフバランス向上に向けた取り組みが進んでいます。
本書の出版後に再考した、私にとってのテレワークとは何か。それは、時間と空間を切り替えることで、新しいものを生み出そうとする積極的な仕事への取り組み。日常という拘束から解放されることで、脳が非日常的な回転をすることを楽しむための環境作りというように考えています。

2008年10月14日 宮崎 泰夫

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