投信共通KPI

2019年2月25日

金融庁が2017年に公表した「顧客本位の業務運営に関する原則」に基づき、18年3月末基準で多くの投信販売会社が公表した『投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI』について、当社ではその3種類の指標表現の作成を請け負うサービスを始めました。

  • 運用損益別顧客比率
  • 投資信託預り残高上位20銘柄のコスト・リターン
  • 投資信託預り残高上位20銘柄のリスク・リターン

ご利用の証券バックオフィスシステムによって仕様が異なりますが、投資信託のトータルリターンのデータを入手できる環境であれば作成が可能です。

従来の当社サービスでは、業務の目的に沿ったツールをご提供してきましたが、年に1~2回の本作業は手順を把握しておくのが難しいと考えています。そこで、投信を販売なさっている金融機関、金融商品取引業者の方に代わって作成を請け負うことにしました。

既にデータの仕様を把握しているシステムの場合には2回の訪問で作業は完了します。

1日目:貴社の投信預り資産を集計して、残高上位20銘柄を把握します。これによって、貴社より委託会社に向けてリスクとリターンの値を要求して頂きます。

2日目:残高上位20銘柄のリスクとリターン、そして貴社で設定されている販売手数料と信託報酬によって、2回目の訪問で投資信託の共通KPIを表現することが可能です。

共通KPIの表現については、今後も新しい表現方法への対応を進めていきます。